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木材資源のリサイクル

 

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Mr. Kazuyoshi Hori              

 

 山から伐り出された木が製材され、柱や板といった木材製品になる課程で、製品として出荷することのできないいろいろな副産物が発生します。これらの主なものに "おがくず" "樹皮(木の皮)" "端材" などがあります。 これらは全て"木"の一部であり、100パーセント自然のものです。 こういった木材でできた副産物は"木質副産物"と呼びます。

 いままでもこれらの大半は再利用(リサイクル)されてきました。例えば、おがくずは家畜の糞尿に添加したり、キノコの栽培用の土のかわりに使用されています。端材は割りばしにしたり、細かくくだいた"チップ"と呼ばれるものにして紙の原料にしています。そして、樹皮は細かくくだいて肥料の原料にしたり、家畜の寝床の敷物などに使用します。その他にも、燃料としてボイラーなどで直接燃やす場合もあります。

 このように、木質副産物にはムダにするものはありません。すべてがリサイクル可能で貴重な資源なのです。 しかし、上に述べたような利用方法だけではすべてを処理しきれるわけではありません。また、木質副産物の中には製材所から出るものだけではなく、山で木を伐ったときに切り落とされる枝などもあります。さらにリサイクル可能な木材として、古い建物を解体したときに出る建築廃材などがあります。

 これらのすべてをムダにすることなく私たちの生活に役立てるにはどうしたらよいでしょうか。日本の各地で、木材業者や行政を含めた多くの人達がこの課題を真剣に考えています。資源の大半を外国からの輸入に頼っている日本で、あらゆる資源をムダにすることなくリサイクルしていくことはとても大切なことです。

 

    木質副産物の活用方法の現状とその流れ

 

   副産物の種類         利用技術           製 品

 

 

 

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